発毛コースについて

麹町内科では、薬の処方以外での発毛方法をご提案しています。
費用をかけずに発毛したいという方には、スーパーライザーを照射した後に10分間の頭皮マッサージの仕方を指導しています。血流を増やすことが発毛の基本となるので、頭皮を柔らかくするマッサージには効果があります。
血流が増して1~2週間で毛が太くなり、髪の毛にボリュームが出てきます。男女共に効果を発揮します。
毛が少なくなるのには、様々な理由があり、血流不足の方にはマッサージが効果的であるといえますが、毛根の状態や度合によって必ずしもマッサージで回復するというのが難しい場合もあります。
マッサージ以外に内服薬で頭皮の血流を増やす方法があります。薬の名前は『ミノキシジル』と言い、もともとは30年以上前に開発された血圧降下剤で、ドイツの会社が開発したものです。発売前に人で治験を行ったときに、髪の毛が生えてきた方が多く、発毛効果に気付き、降圧剤ではなく毛生え薬として売り出そうと云うことになりました。
その頃、私は慈恵医大の内科で医者をしていましたが、ミノキシジルの治験が皮膚科で行われ、その結果を友人から見せてもらいました。治験では男女関係なく8割の方に髪の毛が生えました。
しかし、売り出す直前に急遽発売がキャンセルとなり、幻の薬になってしまったミノキシジルは、リアップという外用薬として売り出されたのです。
『プロペシア』という薬もあります。女性ホルモンの仲間で、男性にしか効きません。効果は7割の方にありますが、うち半分は毛が減らないだけです。本当に毛が増えるのは3人にひとり程度です。
他にも『ザガーロ』という薬があり、プロペシアと同じかそれ以上の効果があります。
髪の毛についてお悩みの方は、麹町内科へお気軽にご相談ください。